魔の火曜日

2004年11月2日
私は、大学のこの2年の後期の授業の中で、火曜日が一番嫌いである。
こなくたって別に構わないと思っている。

それは、あるライティングの授業によるものだ。


うちはTOEICのスコアでクラス分けをして英語の授業を行っているわけで。
私は嬉しいことに、一番上のクラスに振り分けられたのである。

そこまではよかったのだけれど、これがアウト。

このクラスは普通に600点とる人も、帰国子女も、留学経験のある人もいっぱいいる。

辛い。


まぁ、そんなわけで、後期は始まった。


どのレベルのクラスも、洋書を読んで、その要約を英文で書く、という作業を、後期の授業を使って行う。
ほかのクラスは授業はほとんどそのために使われるが、うちのクラスだけは違う。
本は勝手に自分で読んできて、授業中は「授業」を行う。
毎回何ページまでと指定される。
自分がアメリカの大学にいた頃は、毎日宿題と学費を稼ぐためにバイトをしていた、という。

私的に言わせて貰えば、

ここは日本である、ということ。

英語の授業で、ネイティブのクラスだけれど、私は日本人で、ここは日本で、英語の授業は必修だということ。
とりたくて、勉強したくてやっているわけではないのに、どうしてこんなに課題を出されなくてはならないんだってこと。

心理学を専攻しているはずなのに、英語の勉強しかしてないよ。



とまぁそれで、何週かたったあとに、悲劇は起きる(笑)


宿題で出された英文タイプの語法チェックをネイティブの先生が始めた。
そこで、あまりにもおかしい文法、語法を使っている生徒の文を抜粋して、どこがおかしいか、どうしたらよいかを生徒に質問したのである。
まぁその一つに私の文もあげられたのだけど。

そのとき、彼は私の文だけ執拗にバカにした。
日本人の書く英語だ。おかしいね。
なんて訛りのある英語で話す。

もちろん、これは匿名だから、みんなにはあたしが書いたことがバレるわけもない。
けど、その先生は名前を出そうとして出さなかったり、
「その人はどの辺に座ってるかというと・・・」
とか、
「あー、みんなわかんないでしょ」
みたいなことを言って、間接的にあたしをバカにしてくるわけ。

あたしが英語出来ないのが悪いっちゃぁ悪い。
いい教材になってることもわかる。

けど、みんなの前でバカにされてる気持ちや、
それを書いたのがあたしだって知られる不安が、
一気に押し寄せてきて。
悔しかった。
怖かった。


それ以来、この授業に出ることが怖い。
宿題を出されて英文を書くことが怖い。
ネイティブと話すのが怖い。


トラウマの勉強をしていて、
まさか自分はこんなことでトラウマになっているのか、
と思いたくないが、



絶対トラウマになるって、コレ!!!


もう火曜日なんてこなければいいのに。

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